今フィリピンは雨季です。特に9月は台風のたまごである熱帯低気圧がフィリピンの近くで生まれるため、台風に遭遇し、いくつかの街は洪水になります。それもごく当たり前のイベントとして。

 9月10日から13日にかけてはフロリダを襲ったハリケーンIRMAが、CNNを始め世界のニュースを席巻。暴風雨と避難令を受けて市内から脱出する車の群れを映像では延々と追っていました。

 ちょうど同じころフィリピンも台風に襲われました。12,13日と私はフィリピンのデジタル広告賞の審査に招かれており、会場までたどり着けるかどうか不安でした。朝5時から会社のViber(フィリピンでは公私ともにViberがLINEのように使われています)が鳴りっぱなし。社員の住むエリアの降雨状況がシェアされて、朝7時に前には弊社グループ全社員に在宅勤務通知が出ました。

 その時Viber上に頻繁に出てきたのがこのフレーズ。”Stay safe and dry"。なんか感じがいいと思ったんですね。不安を煽ることもなく、快適な状態を祈ってあげる空気感がいい。

 ちなみに私が滞在するエリアは雨の被害が少なく、出勤を控える人が多いせいで道路はガラガラ。普段1時間かかる距離を20分で審査会場に到着しました。お住いのあたりが洪水になってしまい、開始時間に間に合わない審査員も数人いた。一日中Viberに送られてくる市内洪水情報を見ては、Knee deep(膝下水位)やThigh deep(太もも半ば水位)に「ひゃー」と驚く私。それを広告賞主催者たちが見ては、そんなことで驚いているのかとばかりに笑っておられました。
洪水情報2

 日本でも同じころ台風が接近していたようで、私のfacebookのタイムラインやTwitterには、飛行機が飛ばないから帰れない、交通網が乱れている、会社に定刻に行けないなどのコメントが並びました。

 13日夜、テレビをCNN, こちらの民放、NHKと見比べて思ったのは、フィリピン明るい。前向き。 この画面みてくださいな。もう楽しんでいるようにしか見えない。

洪水テレビ

 定時運行が守れないことを強調する日本と、木が倒れて家が潰れたため泣く夫婦を映すアメリカと。おそらく被害状況はあまり変わらなかったかもしれないのに、報道一つでずいぶん印象が変わるなあと。

 今日はパキッと青空が広がり、ショッピングモールも家族連れで大賑わい。
 Stay safe and dry. いい言葉だな。あれから何度も反芻しています。
マニラ青空

 

  

 マニラにきて3週目に入りました。その間なんと3日も休日が!8月21日はニノイ・アキノ記念日(ちなみにベニグノ・アキノ通称ニノイ・アキノは、マルコス大統領に恐れられて国外追放されていたが、追放先のアメリカからフィリピンに帰国した1983年にマニラ空港で暗殺されました。なんとなく記憶にあるな。故にマニラ空港は、ニノイ・アキノ国際空港と言います)。8月28日は英雄の日。そして今日9月1日は犠牲祭。そうなんです。今週は月と金がお休み。うふふ。
 
 これをみてください。間違いなく多いでしょ。フィリピン人に言わせれば世界一のはず、と。その代わり今週火水木のスタッフの働き方の凄かったこと。昼間は毎時ごとに会議で、夜はクリエーティブがかなり遅くまで働いておりました。
 
 さて。マニラから一時間強のドライブあるいはフライトで様々なリゾート地に行けるので、3連休となるとマニラを離れる人たちが多い。以前からfacebookをみてはなぜフィリピンの友人たちは、いつも週末ビーチにいるんだ?と不思議に思っていましたが、7100ほどの島で出来ている国なので行き先はたくさんあるわけ。知らなかったー。

   そんなわけで普段より車が少ないせいか、今日は空が青い。
Edsa
      
マニラは屋外看板が多い。ふだん渋滞がすごくて車内からずっと見るから効く。故に料金は高いそうです。

この数週間あわただしくて全く余裕がなかった私は、マニラ市内で骨休めすることを選びました。
 
 (たぶん)世界一休日が少ないベトナムにいた時は、いつも日本の休日になると皆さんの行楽地や温泉facebookをみてはいいなあと指を噛んでいた私ですが、これからは休日ごとに秘かに笑うことになりそうです。うふふ。

 London Bridge のテロ、怖いですね。よく泊まるホテルのそばなので他人事に思えず早朝からBBCから目が離せません。
 
 そんな恐怖心を撃退すべく、カラダの中から平穏に、オーガニックになろうと、先週から仕込んでおいた手作りミント納豆を食べてみました。少し前に日本でもネットで話題でしたね。私が参考にしたのはこちら
 
 何せベトナムだと納豆、高いんです。あの3つ入り1パックの日本製を買うと126,000VND(約600円)。最近は日本在住経験のあるベトナム人がここで作っている納豆が36000VND(約175円)で買えるのですが、これがうーんな仕上がりでした。

 ならば作ってしまえ。なにせベトナムはお豆が安い。健康志向の人が多いからでしょうか。大豆も安い。そして何よりミントが安い!とくに最近雨季に入ったせいか、新鮮なミントが毎日スーパーに入荷され、一束4000VND(18円)も出せばよろしい。
 
 詳細は前掲エイミーさんのブログを見ていただくとして。大豆、よく洗ったミントの葉、熱湯煮沸したガラス瓶、キッチンペーパー、輪ゴムがあればOK。
 
 留意点がいくつか。
 ⚫︎乾燥大豆から作る場合は、一晩しっかり水につけて外皮が柔らかくなるまで戻すべし。
  (日本はすでに柔らかく戻した大豆がパックでも缶詰でもありますね。ラクしたければこちらで)
 ⚫︎戻した豆をふっくら柔らかくなるまで煮るべし。ベトナムに圧力鍋を持参していないためコトコト煮ましたが、普通鍋なら最低10時間はかけたほうがいいかも。私はのべ8時間ほど煮ましたが、ちょっと外が硬かった。なお重曹があれば早く柔らかくなります。うちはなかった。そもそも水で戻した状態が、あまり柔らかくなかった。ここが悔やまれるところです。ううう
 ⚫︎瓶は必ず煮沸消毒すべし。葉っぱについてあろう納豆菌(もどき)に最大限働いてもらうためです。
 ⚫︎瓶の蓋は使わない。キッチンペーパーで覆い輪ゴムで止めるのでよろし。菌に呼吸させるためです。私は豆を大量に戻してしまったので3瓶分つくりました。心配だったので2瓶に蓋閉め、1瓶をキッチンペーパーでやってみましたが、24時間経過した時点でキッチンペーパー瓶に多くの菌が繁殖しているのがわかった(白いものがそれです)、蓋をやめて全部キッチンペーパーに切り替えました。

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 ⚫︎必ず30度以上の部屋で2−3日放置プレイすべし。うちは洗濯機のある小部屋に置いていたところ部屋中に納豆のあの匂いが充満。納豆テロとお掃除のベトナム人に通報されるといけないので普通の部屋に3瓶を移したのですが、部屋の冷房が効いていたため、菌の成長がストップしてしまった。で、慌てて洗濯部屋に戻した次第。今は納豆瓶の横に消臭剤をおいてしのいでいます(でも納豆の匂いが勝ってるな...)。

 お味はどうかというと、アリ。これはアリです。

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ミントで作ったせいか、ちょっと鼻に抜ける感じが不思議です。欠点があるとすれば粘性。日本の納豆ほどネバネバしない。晩御飯は、オクラと合わせてネバネバを補うことにします。

 なお次回はパクチーで試してみます。たいていの葉っぱには、納豆菌もどきがついているらしいので。乞うご期待!

 

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