日本戦の前ですが、面白い試合だったのでアップします。寝る暇なし!

6月19日 楽しいサッカーってなんだろう。

○コロンビアーコートジボワール 2-1 ブラジリア

 

 見ていて楽しい試合だった。若き10番ロドリゲスの左足を中心にコロンビアはゲームを組み立てる。早い縦の流れ。何度もペナルティエリア内に攻め込むがコートジボワール(以下CIV)の守備陣に崩されるロドリゲス。しかしめげなかった。63分クアドラードのCKを遂にロドリゲスがヘッドで決めて先制点。CIVも後半ドログバを投入し日本戦と同様流れを変えようと試みるが、時すでに遅しの感あり。画面を見ているとコロンビアの選手たちの顔が明るいのである。のびのび。得点後のダンスを見ていて1994年アメリカ大会でのブラジルのベベットが行ったゆりかごダンス(28秒から)を思い出した。

 70分に途中交代のキンテーロがゴールを決める前後は、コロンビアの逆V字ラインが右左に動きつつCIVのディフェンスラインを追い込んでいた。戦略が出来ている。前掲得点後のダンスステップも練習していたのだろう。コロンビアは勝ちにきているし、楽しみにきている。日本は25日、心して対戦すべきだ。

 試合前にCIVのMFディエが号泣していた。父の訃報を聞き悲しんでのこと。ゲーム中よくボールをよくとられていたが、しょうがない。出場したこと自体を讃えてあげたい。

 

遅くなりました。ああ、もうすぐオーストラリアーオランダ戦がはじまっちゃう!

6月18日 途中交代の男たち
○ロシアー韓国 1:1  クイアバ
 
 56分からゲームが始まったようだった。パクチュヨンと交代したイグノがネズミのように走り、ボールの動きが早くなった。流れに乗って68分イグノは先制点を決める。若い頃のなべやかんに似ているイグノ、以前ジュビロ磐田とガンバ大阪でプレイしたことのある選手でガンバではゴールを量産していた。今はKリーグの尚州尚武という軍隊所属チームの所属であり、身分は軍人。韓国の友人によれば月給は1万5千円程度。かたやパクチュヨンは、2006年、10年のW杯に連続出場したエースでかつてはあのアーセナルに所属したことがある。今年の3月英紙Telegraphで、ヴェンゲル監督下におけるワーストイレブンに選ばれちゃったりもした(因みに稲本やフランスのスキラッチも選出されていた)。韓国内でも「なぜ奴が今年選ばれたんだ」とWEB上でも叩かれまくった彼が、月給1万5千円の男にとって変わられたものだから、今日の韓国紙の見出しは想像するに難くない。74分ロシア側でゴールを決めたのはケルジャコフという、こちらも途中交代の選手。試合終了後、ロシアのカペッロ監督(今はここにいたのか!)も洪明甫監督も「勝ち点1をとれて満足だ」とインタビューで穏やかに話していたのは選手采配に安堵していたせいだろうか。

いやあ、サッカー、面白いですね。

6月17日  鉄板の強さとはこういうことか。

○ドイツーポルトガル 4-0 サルバドル

 
 
準優勝→3位→3位。そして2014年ブラジル。過去3回優勝候補にチラッと話題に上がり続けたドイツが遂にくるかもしれない。12分ミュラーがPKを確実に決めて、32分フンメルスがヘディングシュートを叩き込んでから、ブラジルの大きなスタジアムで、とある唄の大合唱がはじまる。バイエルンミュンヘン(以下ミュンヘン)の本拠地アリアンツアレーナでサポーターが唄う曲。そう。このチーム23人中7人がミュンヘン所属。5人が香川の古巣ドルトムント所属。安定している。コーチに従う人たちの集まり。2006年にサブコーチだったレーヴ監督(この時からカッコ良かった)が9年かけて作りあげてきたチームの集大成。小さなキャプテンラームは、今日も走りまわったし削ったしパスしていた。
 才能が次々育つのも凄いところだ。あれよあれよという間に初戦でハットトリックを達成したミュラーはまだ24歳。2010年5点ゲットしてW杯得点王だった彼は、今日で通算8ゴールとなる。もしかすると、クローゼともう一人の伝説ミュラーを抜く可能性があるかもしれない。
 ロイスやシュバインシュタイガーが出場していなくても全く不安を感じさせないドイツ。1か月間このまま行けるなら何かが起こる。まあ、そう簡単にいかないのがW杯なんだけど。 
 ミュラーへの頭突きでペペが一発退場になったあと、ドイツとポルトガルの選手たちが束になって口論していた。距離を置いて一人しらけた目で見つめていたロナウドが、ポルトガルのやるせなさを表現していた。




午前中の敗戦の衝撃からようやく立ち直ったので、今日いちばん書きたかったことをまとめてみました。


6月15日 この日一番の大番狂わせ

○ウルグアイーコスタリカ 1:3  フォルタレザ
 

 贔屓にしているフォルラン(現在セレッソ大阪所属)を拝まんがため、午前2時に起きた。フォルランが髪をなびかせ縦横無尽に走る。ちょいイケメンのルガノが倒され、馬面イケメンのカバー二がPKを決めてウルグアイ1点先制。前半はそんな感じだった。ところが後半になりウルグアイが翻弄され始める。前回のW杯でドイツに惜しくも破れ4位だったウルグアイを、カウンターで引っ掻き回すチームはどこですか?慌ててモニター右上のチーム名を確認する。URG対CRC。CRCって何だっけ、ええとコスタリカだ。去年仕事で訪れた小さな国。実はコーヒーが美味しくて、花鳥昆虫の種類が世界で一番多くて、軍隊がなくて、ミスインターナショナルの入賞者の多い国。はたしてサッカーが強いという印象は全くなかった。54分にキャンベルが右(コートジボワール戦の本田と同ポジション)からの鋭いシュートを決め、3分後エグるような角度からドウアルテがダイビングヘッドを決め、84分ウレーニャが左から脱力系シュートでダメ押しの1点。コスタリカの勝ちが決まる。後半だけでイエロー3枚、レッド1枚がウルグアイ側に出たことから彼らの焦りっぷりがわかる。現時点で死のD組の一位は誰も予想しなかったコスタリカ。後にイタリア、イングランド、ウルグアイが続く。5時からのイングランドーイタリア戦は書きたくないほどお粗末であった。キラキラ光るコスタリカ。彼らにとって今年は、1990年に予選リーグでスコットランドを破りベスト16まで残った時以来の快進撃になるかもしれない。


6月15日 理屈より動いたモン勝ち

○コートジボワールー日本 2:1  レシフェ

 
   日本は負けた。見事に負けた。本田が先制ゴールを決めた時「こりゃいける」と誰もが思っただろう。しかしその足の動きが止まってしまった。特に中盤からディフェンスにかけて。コートジボワール(以下CIV)と日本のデータで見てみよう。ボール支配率61:31、シュート21:7、 クロス23:12、コーナーキック8:5。つまり日本は攻めてないんだ。勝てる訳がない。川島の堅守で2失点ですんだものの、後半のコートジボワールのシュートはどんどん精度を増していた。62分にドログバが入ってからのCIVのはしゃぎようといったら。彼はCIV国におけるマラドーナのような存在なのである(詳細はどこかで)。64分にボニーが決め、66分にジェフビーニョが追加点。ドログバは点にこそ関わっていないがよく走り、日本のファウルを誘発していた。ユニフォーム着ていても裸体みたいだし。ドログバ半端ないって。大迫半端ないって、が色あせてしまった(添付リンク参照)。
 正確な右クロスで2得点につなげたオーリエは今日がW杯初出場の21歳。追いかける価値のある選手が出て来た。うれしいことである。ひとつだけ。4回もインターセプトに成功した長谷部を下げるのは間違いだった。日本、次は負けるな。お願いだから負けないでください。


 

 

 

 

  


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