日本にいたときは、人前で食後つまようじでシーハーする人とは一線を画したいと思っていた。たいていシーハーするのは中年以降の男性だったけど女性でそんなことをする人を見ようものなら自分の脳内Photoshopで目の前から消してしまうくらいイヤでした。言い過ぎ?(笑)
ところがベトナムでは"食後つまようじ"、あたり前なんですね。昨年ホーチミンに着任してすぐ、弊社の女子たち10人がローカルフードのお店に連れて行ってくれて美味しいハノイ料理を堪能したあとに全員がつまようじでシーハーし始めたときのビジュアルショックといったら。凄いなー。びっくりしていたら「Masako san、目が落ちそうだよ」と指摘され我に返ったのでした。
実際ベトナムではどこの料理屋さんに行っても、必ずつまようじがテーブルに置いてある。紙ナフキンがない店は沢山あるけれど、つまようじのない店はないと言ってよい。ローカルに言わせると、ない店はサイテーだそうだ。写真はベトナムつまようじ。両先端使えます。細みです。
なぜつまようじがこんなに必要とされるのか。 ベトナムの代表的麺フォーを注文すると麺の丼と一緒に葉っぱ(ハーブと彼らは呼ぶが私的には葉っぱ)が4種類ほど載ったお皿がついてくる。またベトナムではライスペーパーに肉や葉っぱを入れて巻いて食べるメニューが各地にあってこれがまた美味しい。歯にひっかかるのは大抵この葉っぱたち。鶏肉も比較的歯にひっかかりやすい。素材にヘルシーで安い胸肉を使っている店が多いようだが、この胸肉、日本より肉の繊維が細いような気がしております。北部は牛すじをよく使うし、美味しいバゲットサンドイッチBanh Miに入っているパクチーなど、歯間に居残りたいお友達には事欠かない感じ。
というわけで私もついに食後つまようじデビューしました。二ヶ月ほど前に。利点:これをやるとお店やベトナム航空の機内でベトナム語で話しかけられる。欠点:つまようじでつつきすぎたせいか歯間が大きくなる。葉っぱや肉がつまる。つまようじでつつく。のエンドレスループですわ。2mmほど隙間ができた。がー。泣きたい。つまようじ業界と葉っぱ業界がつるんでいるんじゃないか、とまで最近は考えはじめました。マジな話、いったん下がってしまった歯茎を元に戻すのはむずかしそうなので次回東京に戻った際には歯医者さんに相談しようと思います。ベトナムつまようじ業界一人勝ちさせるのも、なんなので。
つまようじのベトナム生産量を調べようとしてググっていたら、つまようじ資料室なるサイトをみつけました。大阪の光栄社という素敵な会社がやっている。河内長野はつまようじ生産世界一だったそうな。面白い。ここも帰国した際には大阪に脚を運び見てみようと思います。興奮してきた。興味のある方、一緒に行きましょう(笑)。
写真は、つむじ。関係ないけど見事だったので、つい。
ところがベトナムでは"食後つまようじ"、あたり前なんですね。昨年ホーチミンに着任してすぐ、弊社の女子たち10人がローカルフードのお店に連れて行ってくれて美味しいハノイ料理を堪能したあとに全員がつまようじでシーハーし始めたときのビジュアルショックといったら。凄いなー。びっくりしていたら「Masako san、目が落ちそうだよ」と指摘され我に返ったのでした。
実際ベトナムではどこの料理屋さんに行っても、必ずつまようじがテーブルに置いてある。紙ナフキンがない店は沢山あるけれど、つまようじのない店はないと言ってよい。ローカルに言わせると、ない店はサイテーだそうだ。写真はベトナムつまようじ。両先端使えます。細みです。
なぜつまようじがこんなに必要とされるのか。 ベトナムの代表的麺フォーを注文すると麺の丼と一緒に葉っぱ(ハーブと彼らは呼ぶが私的には葉っぱ)が4種類ほど載ったお皿がついてくる。またベトナムではライスペーパーに肉や葉っぱを入れて巻いて食べるメニューが各地にあってこれがまた美味しい。歯にひっかかるのは大抵この葉っぱたち。鶏肉も比較的歯にひっかかりやすい。素材にヘルシーで安い胸肉を使っている店が多いようだが、この胸肉、日本より肉の繊維が細いような気がしております。北部は牛すじをよく使うし、美味しいバゲットサンドイッチBanh Miに入っているパクチーなど、歯間に居残りたいお友達には事欠かない感じ。
というわけで私もついに食後つまようじデビューしました。二ヶ月ほど前に。利点:これをやるとお店やベトナム航空の機内でベトナム語で話しかけられる。欠点:つまようじでつつきすぎたせいか歯間が大きくなる。葉っぱや肉がつまる。つまようじでつつく。のエンドレスループですわ。2mmほど隙間ができた。がー。泣きたい。つまようじ業界と葉っぱ業界がつるんでいるんじゃないか、とまで最近は考えはじめました。マジな話、いったん下がってしまった歯茎を元に戻すのはむずかしそうなので次回東京に戻った際には歯医者さんに相談しようと思います。ベトナムつまようじ業界一人勝ちさせるのも、なんなので。
つまようじのベトナム生産量を調べようとしてググっていたら、つまようじ資料室なるサイトをみつけました。大阪の光栄社という素敵な会社がやっている。河内長野はつまようじ生産世界一だったそうな。面白い。ここも帰国した際には大阪に脚を運び見てみようと思います。興奮してきた。興味のある方、一緒に行きましょう(笑)。
写真は、つむじ。関係ないけど見事だったので、つい。