スペインーロシア 1−1(PK3−4)
「終わった。デヘアの家族、解放していいから」とプーチン閣下が言ったかどうかは知らない。
スペインはいつも通りの攻めを見せた。唯一弱点をあげるならキーパーのデヘアだったか。過去4試合でゴールを狙ったシュートは7発あって、うち6点決められている(ポルトガル3、モロッコ2、ロシア1)。カシージャスなら止めてたんだろうけど。
ロシアは頑張った。6/14開幕戦のロシアーサウジ(5−0)を見たとき筆者がメモしていたのは
●カニ歩き早い●縦パスうまい●19番おっさん●3番イケメン●6番KGB。トップスピード半端ない●戦略なし●DFの戻りクソ早い●22番おっさん感凄い。若い?●22番ヘッドに要注意
今回の試合にも当てはまっている。おっさん22番は前半41分ピケのハンドからのPKを確実に決める。おっさんはこれで今大会3点目だ。後半投入された6番KGBは走る、イニエスタをマークする、時に攻め上がっていた。最後は10人全員が自陣に戻り、5−5のラインを作ってスペインのパス回しに走っては対抗する。この走行量のデータを見て欲しい。
スペインの最初の1点はイグナシェビッチのオウンゴールから生まれている。国際試合126試合出場、最年長がやらかした失策。これが原因でロシアが負けたら、イグナはP閣下に粛清されるんじゃないかと内心ヒヤヒヤしていた。何度もファインセーブをし、最後は足でスペインにトドメを刺したアキンフェエフに感謝すべきだろう。
今晩の日本にもジャイアントキリングを期待し始めている。