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イングランドはアメリカにスコアレスドロー。期待のウェールズはイランに負け。グループ Bは勝ち点で見ると、イングランド4、イラン3、アメリカ2、ウェールズ1で、得失点差を考えればまだ全チームが決勝リーグに行ける可能性があります。第3戦が開かれる29日の28:00(日本時間)、所属国の人たちはネットを右往左往するんだろうなあ。たぶん私も。

11月25
日 もしかするとアメリカが
   イングランド0ー0アメリカ 

 筆者の贔屓目もあって、前回イングランドを褒め過ぎたかもしれない。そう思わせる巧妙さがこの日のアメリカにはあった。前半10分スターリングからの絶妙なパスをケインが蹴るが、DFジマーマンに弾かれる。ジマーマンはアメリカのMLSで2020、21年と連続して最優秀DFを受賞している名CBだ。この日も終始冴えていた。

 その後前半はライト、マッケン、プリシッチがイングランドのネットを狙う。いずれもネット横や上だったり、クロスバーに遮られた。ただイングランドのDFは途中ノータッチ。彼らのシュートの精度が上がれば3点取れている。

 ご存知の通りアメリカは野球とアメフトが主流の国だ。今回監督を務めるバーハルターが出場した2002年、彼自身はイングランドプレミアのクリスタルパレスでプレイし、さらに11人ヨーロッパのチーム所属だったが、みんな控えレベルだった。2022年。プレミアの8人をはじめとして18人が海外でプレイする。中でもプリシッチは24歳にして新生チェルシーの注目FW、ライトはトルコのアンタルヤスポスでゴールを量産する193cmだ。

プリシッチ
                                              プリシッチは77億円でチェルシーに移籍した逸材
  ©️超ワールドサッカー

 ウェールズが同じ11月25日の対イラン戦で正GKのレッドカード退場により0−2で負け、次の試合も臨めない現在、グループBは混戦状態にある。勝ち点で現在3位、アメリカの若い選手がどんどん調子に乗った場合、大番狂わせもあるかもしれない。

 ああ、大切なことを忘れていた。第4審判として山下良美さんがピッチにいた。W杯初の女性審判3人のうちのひとり。選手交代に際にチラッと見えた。手捌きが美しかった。彼女については改めて書きたいと思う。
         




 


 




 

ドイツ、勝ちましたね。流石だ。しかしベルギーを忘れてはいけないと思って。

6月22日 地味にモノ凄く強いベルギー
ベルギーーチュニジア 5ー2

 チェルシーつまりプレミアリーグファンの私からすると、ベルギー勝利は至極当然に見えるのだ。2点決めたアザールと何度もゴールを守ったキーパー、クルトワはチェルシー。やはり2点ゲットしたルカクは元チェルシーで今マンU、鉄のDFコンビ、アルデルバイレルトとベルトンゲンはトットナム、途中何度もボールを拾っては回しクロスを正確に決める白い7番デブライネはマンC、と11人中6人がプレミアの上位チームメンバー。先日のイングランドーチュニジア戦より楽に観戦することができました。結果5−2。これだけゴールが決まると痛快としか言いようがない。
 ルカク
         
2点目をいとも簡単に決めるルカク


 今年のベルギーがプレミア勢に偏る傾向があるのは、監督マルチネスの経歴によるところが大きい。彼はスウォンジー、ウィガン、エヴァートンの監督を経て2016年8月よりベルギー代表監督に就任。長いプレミア監督時代にいい選手は知り尽くしている。アザール中心のチームが今までになく強いのはもっともなのである。
マルチネス監督


 アザールとともに「レッドデビルズ」を支える守りの要、コンパニ(彼はマンC)が出場していない試合で、この強さ。ベルギーの優勝もないわけではない。

 なおアザールが前半6分にPKを決めて、開幕戦からの連続ゴールは27試合となった。これは、1954年スイス大会の26試合を上回って新記録。これはこれで地味に凄い。

アザール
         おちゃめ、でも今年はキャプテン


 

 



        

    

        
 


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