海苔やワカメが好きです。韓国海苔もかなり好きなんだけど、表面にテカテカ塗られているのがゴマ油と知ってからは時間が経過したものは食べないようにしています。酸化した油ほど美容に悪いものはないですから。とオーガニック人間ぶってみる。すみません。ちょっと偉そうでした。シュン

さて。そんな私にぴったりの海苔をラオスで見つけました。「カイペーン」英語名はCrispy Mekong River Weed。川海苔だそうです。

赤メコン
え、この赤い川で獲れる海藻いや川藻から作るのか...少しひきます。でもビールに合うんだ、これが。

ラオスのビールといえば、ビアラオ。チェコのビールみたいでゴクゴク飲めます。お腹にたまらないテクスチュアなので、ますますゴクゴクいける。

 BeerLaoDark
(これはDark Lager 。意外に甘くて女性向き)
みんな最初は小瓶を頼みますが、大瓶も値段がさして変わらないことに気がついてからはもうやめられない止まらない。暑いし。痛風の過去があるのに、いいのか>アタシ

おっと主題は海苔でした。カイペーン。薄い昆布のよう、いや紙のようなテクスチュアにちっちゃなゴマがびっしりついてます。日本のゴマの1/2だと想像してください。


カイペーン
                                       (右の小皿が、ラオス味噌Jeow Bong)
ニンニクスライスと極薄トマトが張り付いていて、ちょっぴりイタリアンな海苔。自家製なのでしょうか、お店によって微妙に味が違いました。

美味しかったのは、宿泊したホテルThe BelleRiveのリバーサイド食堂と、人気のレストランTamarindの2箇所でしたね。前者のは水牛の皮入り味噌をつけて食べるとビール1ダースは軽くいけちゃうくらいの旨さでした。

ベトナムも有名な333(バーバーバー)を持つビール天国なので、お土産にいいかなとカイペーンを夜店で買ってみた。ところが、これが残念なお味。土産用の大量生産ものはダメなのか。レストランで分けてもらうのが一番かもしれません。

カイペーンは一枚あたり書道の半紙の大きさ。
カイペーン一枚
それをハサミでザクザクきるのですが、この切り方にもお店の流儀があるようで面白かったです。
次はカイペーン仕入れるためだけにルアンパバーン行くかも。

おまけ。前出 Tamarindのスパイシー味噌も美味しかった。Jeow Bongという名前です。沖縄の肉味噌をスパイシーにした感じ。店頭で購入できました。あ、Tamarindのタケノコスライスチップスも絶品。

BeerLaoBig
(手前がタケノコチップス。レモングラスの葉っぱとの妙が旨いのなんの)
これも買いましたが、もうその日に食べてしまった(笑)。

ラオスのつまみは質が高い。ビール好きには楽園。痛風持ちにはアリ地獄。ルアンパバーン。